▲くつろぎはり灸整骨院▲ 鍼灸院ってなにするところ?

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今回は、鍼灸院について、できる限りわかりやすくお伝えしようと思います。
Q&Aみたいにご紹介していこうと思いますので、お付き合いください。




△鍼灸院ってな~に?

鍼灸院とは、
鍼師・灸師という国家資格保持者
その病気や症状、疾患に応じた、一定の経穴(ツボ)または、皮膚の一定点に鍼で刺激を与える、鍼治療(はり、針)と
火を付けたもぐさ等の温熱材を直接または間接に接触させて、その温熱によって人体に作用させる施術を行なう、灸治療(きゅう、お灸)
を行う厚生労働省が定める施術所です。


△そもそも、鍼師・灸師ってな~に?

鍼師・灸師とは、
高校卒業後、都道府県知事が指定した専門の養成施設(三年間以上修学)
もしくは、文部科学省が指定した四年制大学
解剖学、生理学、運動学、病理学、衛生学、公衆衛生学、関係法規などの基礎系科目と
鍼灸診断治療学、社会あはき学、鍼灸実技、臨床実技などの臨床系専門科目を
履修した後、国家試験を受け、合格すると厚生労働大臣免許の鍼師・灸師となります。


△鍼や灸ってな~に?

鍼治療は、きわめて細いステンレス製の鍼(長さ約40mm~80mm、太さ直径0.17mm~0.33mm)を
管鍼法と言って円形の合成樹脂製の筒を用いて無痛で経穴(ツボ)に刺入します。
経穴(ツボ)に刺入した鍼は一定の刺激(鍼を上下したり回旋、振動させたりします。)を加え
直ぐに抜く方法と、
10~15分間置いておく置鍼法を用いる場合があります。
また、刺入した鍼に、微弱な低周波パルス通電をする場合や、刺入せずに
皮膚に接触させたり押圧させたする接触鍼という方法もあります。

なお、当院では、一回限りで使い捨てのディスポーザブル鍼を使用いたしますので、感染症の心配は有りません。

灸治療は、
艾(もぐさ)を用いて経穴(ツボ)に熱刺激を加える方法で一般的に「やいと、お灸」と言われております。
艾を直接皮膚上に乗せて着火させる直接灸と、艾と皮膚の間を空けて行う間接灸とに大別されますが、
当院では、台座灸と呼ばれる、いわゆる間接灸を主に用いて施灸を行っております。
その他に、熱の刺激源を遠赤外線にて行ったり、刺入した鍼の頭(先端)に艾を取り付けて点火する灸頭鍼を用いております。
セルフケア用品としても関心が高まっており、プロ野球選手のダルビッシュ有投手がYouTubeにて
火を使わないお灸 太陽 をご紹介いただいたことも記憶に新しいです。


△鍼灸院では保険が使えるの?

鍼灸院で健康保険を使用する際には、各種手続きといくつかの注意が必要となります。
接骨院や歯科医、医師のように、直接的な保険取り扱いではなく、医師の診察を受け、同意書にサインをもらわないと健康保険が使えません。
また、適応疾患が決まっているため、どの疾患でも健康保険を使って治療が受けられるわけではありません。
ちなみに、一般的に鍼灸の保険施術を受けている期間は、同一病名での医療機関での治療は受けられないという制約があります。


◇鍼灸の保険をもう少し詳しく説明します。
次の疾患については、鍼灸施術を健康保険内で受けることが出来ます。
 ・神経痛     例えば坐骨神経痛など。
 ・リウマチ    慢性で各関節が腫れて痛むもの。
 ・腰痛症     慢性の腰痛。
 ・五十肩     肩の関節が痛く腕が挙がらないもの。
 ・頚腕症候群   頚から肩、腕にかけてシビレ痛むもの。
 ・頚椎捻挫後遺症 むち打ち症などの後遺症。
 ・その他、痛みを伴う慢性疾患(腱鞘炎、膝関節痛など)

保険取り扱い手続きは次の手順にて行います。
 ・まず、当院にお問い合わせ、ご相談をください。
 ・鍼灸保険の適用が可能だと判断した際には、当院にて「同意書」を作成いたしますので、
  日頃治療を受けておられる医院、病院等に持参されて必要事項を記入して頂いてください。
 ・記入済みの同意書、保険証と当院にご持参して頂ければ健康保険を適用し治療開始いたします。

注意事項
 ・医療機関で同意書と同一病名で治療を受けている場合は、医療機関が優先されますので、
  当院にて、健康保険を使用して治療を受けることはできません。(医科併用といいます)

 ・同意書を書いて頂く医師は日頃かかりつけの先生がよいです。
 ・最初に医師の同意を受けてから、それ以後は、約6ヶ月毎に再度、医師の同意が必要です。
 ・加入されている保険者によっては、患者さん本人が手続きをしなければならないものもあります。(償還払いの場合)



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くつろぎはり灸整骨院守山
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